漫画「銀と金」の主人公、平井銀二は作品の中で"無限集金システムについて"こんなことを言っていました。
とある法律を一つ通してもらうだけでいい.....。
銀行融資制限法....銀行危機回避法とでも言い替えたほうがいいかな。
名目はバブル期のような過剰融資の乱発を防ぐため、それぞれの企業の価値、つまり融資可能額を査定して、それ以上は金を借りられないようにする。
その査定役を免許制にして一般に委託する......その役目、俺が一手に引き受けよう.....!
企業内部の情報は筒抜けになる上に、この会社の機嫌を損ねては、経営は立ち行かない訳だから、必ずすり寄ってくる。
一企業が大企業を管理するのさ.......。文字通り"神"になる。
読み返した訳ではないので、言葉は全然違うと思いますが、内容はこんなだったはずです。
先ほど格付け会社S&Pは、イタリアの格付けを「A」に引き下げ、見通しをネガティブとすると発表しました。
これを受け、ユーロ/ドルは1.3677ドル付近から1.3605ドル、ユーロ/円も104.75円前後から104.21円まで、それぞれ値を下げる場面がありました。
朝のニュースです。
朝の閑散相場にこのニュースが来て、全ての通貨は動揺......異常な動きをしました。僕も少し負けました。
格付けっていうけど、別に実態が変わる訳ではないから、本来為替が急変動すること自体おかしな話なんですよ。
9/30から10/1になった瞬間、「秋」になって、涼しくなったりマツタケが生えてくるわけではないですからね。
もともとそうだったものを、後付けで説明してるだけなんだから。
格付けの必要性は理解は出来ますよ。客観視して、記号化することは大事かもしれません。
でもそれならもっと段階的にいきますけどね、僕なら。
1000点満点で794点が781点になりました、みたいな。
しかも決まった時間に発表するとか、市場に動揺を与えないように工夫します。
.......そうか逆にとことんやるかです。
ユロドル大量S仕込んで、わざと閑散時間にいきなり格下げ発表.......爆下げしたところで利確&ドテンL......落ち着いてきて利確、と。
フォースの暗黒面に支配された人ならやりかねませんよね。
最近はこいつらが景気をどんどん悪化させているような気がしてなりません。
少なくとも助長はしてますよ、絶対。
抵抗できなさが歯がゆいです。
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