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・まずは確率論を完璧に把握する。
・その上で次は対戦相手の感情を推し量る。
・刻々と変わる状況の中で最善の行動を取り続ける。
FXの事ですが、何かに似てます。
麻雀です。
僕は麻雀が唯一の特技といっていいくらい得意です。
今日は麻雀必勝法について書きます。
麻雀は運の要素も強いゲームですが、長期的に見ればまず間違いなく強弱がはっきり分かれます。
では強い人はどんな思考でどんなことをやっているのか.....解説してみたいと思います。
上手い人、強い人は、
まず大前提として、確率論に基づいた、基本的な打ち方をマスターしています。
といっても難しい事ではなく、単純に自分に有利になる確率がより高いほうに行動していくという感じです。
単純に4,6と持っていて5を待つより、4,5と持っていて3,6を待つほうがいい。そんな事の積み重ねです。
もちろん確率なので、逆の目が出る事もしばしばです。
ただAとBという選択を100回やって、75回はAになるなら強い人は基本的にAしか選択しない、そんな感じです。
ちなみに本当に強い人は、極端な話ですが100回中51回レベルの偏りですらぶれずに徹底して選択してきます。
次にメンタル面です。
強い人はとにかくいつも冷静で、感情によって状況判断がぶれることはありません。
麻雀の上手い下手を語ると、運の要素を出してくる人がいます。
波に乗るのが上手いとか、ツイてない時は自重できる人が上手いんだ、とか。
運は誰にでも平等ですが、所詮ただの偏りです。
運を引き寄せる打ち方というものは存在しませんし、運だけで勝ち続ける麻雀打ちはいません。
しかし、メンタル面を考慮した時、「波に乗る」「自重する」という行動は、上手い人に現れます。
要するにこれは運を味方にしているのではなく、運というどうにもならない存在に影響を受けず、シンプルに自分の戦略を貫き通すということです。
これを徹底させると、相手がメンタル意識の低い打ち手の場合、実にたやすく印象操作が可能です。
自分は運など全く気にしていないのに、対戦相手に「ツイてるなぁ」「のってるなぁ」と思わせる、という事です。
そういう風に思わせることが出来れば、相手はこちらを勝手に過大評価し自滅してくれます。
逆にどんなに正しい行動をしていても、負ける時はあっさり負けるのが麻雀です。
そこで「正しい行動してるのに！！もうこうなったらヤケクソだ！国士狙うぜ！！」ってなる人は、勝てるわけありません。
どんなトッププロでも、麻雀覚えたての素人に天和(スタート時に上がっている最強の運役)連発されればあっさり負けます。
ただ、トッププロはそれで落ち込むことも、次の対局で自分のスタイルを変えることもありません。
何度も勝負を普通に繰り返せば、自分が勝ち越すことを確信しているからです。
あと何かを賭けた麻雀というのもメンタルを左右します。
僕は基本お金を賭ける事は無いですが、ギャンブルとして大金を賭ける人も実際にいます。
その他、例えば大会に出場したり、罰ゲームがかかっていたり。
賭けている物が大きくなればなるほど.........もちろん通常の打ち方は出来なくなります。
最後に戦略です。
麻雀は一局一局、自分が上がるか(勝ち)、他のメンバーが上がるか(負け)、誰も上がれないか（引き分け）、を繰り返し、最終的に決められた局数が終了した時点でのトータル勝負です。
強い人はどういう戦略をとるかというと、
自分の狙っている手の値段と同時に、相手の手の値段を想定して勝負するかどうかを決めています。
これはFXにおけるリスクリワードの考え方と全く同じです。
上手い人ほど、自分の平均上がり点＞相手に献上した平均点となります。
つまり、自分の方が有利な状況でしか勝負をしかけていないということです。
また、アツくなっている人、負けが込んでいる人を徹底的に狙います。
冷静な判断が出来ていない人は格好のカモなんですね。
上手い人はこういう思考で、トータルで勝ち続けています。
もちろんまだまだあるのですが、相当はしょって書きました。
主にFXと似ているな、という部分を意識してまとめてみました。
かなりFXで勝つことのヒントに近い印象なのですが、どうでしょうか？
